| TOP | 特集 | ジャンル別 | 人物リスト | とっておき | おくやみ | ユトレヒトの歩き方 | ポケット | ショップ |

ユトレヒト内を検索 " "
 

特集一覧!
ジャンル別にじっくり見るなら!
登録人物リスト
あの人のとっておき本は?
ハンカチ片手に探せる人物データベース!
迷子になるなよ!
♪ポケットの中には・・・
特集 おすすめicon
▼Let's Find Out Books シリーズをLet's Find Out!
古本屋で洋書絵本の山をごそごそすると、たまに見かけるのが「Let's Find Out Book」という学習絵本のシリーズ。
正方形に近いちょうどいい大きさの版型(縦22cm×横19cm)。素朴な絵と、シンプルな英語で記された文章は、きっと誰もが一度は見たことがあるかと思います。
水や、電気、色や、季節など、身近なものを平易に説明してくれるものが多く、アメリカでは教科書の副読本として使われていたそうです。
そして、忘れてはいけないのが、どの本にもカラフルな7インチのソノシートが付いていること。ソノシートの内容は、本文を朗読したもので、英語の勉強にも使えます。
そんな「Let's Find Out Books」シリーズを徹底研究します!

Let's Find Out What's Big And What's Small('59)


Let's Find Out What's In The Sky('61)


Let's Find Out About Spring('63)


Let's Find Out About Moon('65)
【Martha &charles夫妻と様々なイラストレーター】
Let's Find Out Booksは、全29作が発表され、Martha and charles shappの夫婦がほとんどの原作を手がけています。
その第一弾は1959年に出版された「Let's Find Out What's Big And What's Small」。象は大きい、ねずみは小さい。という基本的なことから、飛行機は空港では大きいけど、空を飛んでいるときは小さい。遠近法までも学べるようになっています。
この比較シリーズは、「Let's Find Out What's Light And What's Heavy」('61)に受け継がれます。
その後、Peter Costanzaが挿し絵を描く「Let's Find Out What's In The Sky」('61),「〜Wheels」('62)、「〜House」('62)、「〜Animal House」('62)(「〜」には「Let's Find Out About」が入ります)が続けて出版されます。シンプルでかわいいLet's Find Out Books シリーズ共通の作風は、この時にほぼ完成されたと言っていいでしょう。
そして、「〜Water」('63)をはさんで、登場したのがLaszlo Rothの挿し絵。二色使いの印刷を効果 的に使ったページは今でも新鮮です。
このLaszlo Rothとのタッグは、「〜Air」('63)の後、四季それぞれをわかりやすく表現した(夏は学校がなくなるときです)、「〜Spring」「〜Summer」「〜Fall」「〜Winter」(全て'63)という名作を生み出します。
この時が黄金時代と言えるでしょう。
その後は1回限り挿し絵を担当したイラストレーターも多く、テーマも拡散した印象を受けます。、
「〜George Washington」「〜John F. Cennedy」「〜Abraham Lincoln」('65)の大統領シリーズや、Yukio Tashiroという日本人が挿し絵を描いた「〜The Sun」('65)、「〜The Moon」('65)という天体シリーズなどもありました。

Let's Find Out About Color('66)
【シリーズ最後の一冊】
そして、遂に1966年に発表された、「〜Color」では、Ann Campbellが挿し絵、本文を両方手がけ、長年続いたMartha and charles shappの手がけるLet's Find Out Booksシリーズはついに幕を下ろします。
そして、多色刷り、切り絵風のイラストが効果的に配置された、「〜Color」が、今見ると最もデザイン的に優れているのが何とも皮肉な気がします。


CopyRights© 2002-2010 Utrecht All rights Reserved. Supported By KAYAC Contact>>